旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~焼菓子について~

2018/04/06
焼菓子

旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~焼菓子について~

 

 皆さま、突然ですが「焼菓子」ってどんなものだと思われますか?私は「パウンドケーキ」とか「マドレーヌ」とか洋風のお菓子のように思っていました。それが、調べてみたら「焼菓子とは、焼くことで香りや味が一層良くなる菓子のこと。和菓子では、どら焼き、せんべい、鯛焼き、栗饅頭など」とあるではないですか。和菓子でも焼菓子なんだぁ。と変な納得の仕方をしてしまいました。確かに、焼いてある菓子ですものね。

「カフェねこのしっぽ」は、やはりどちらかというと洋風の焼菓子がメインなので、そんな焼菓子の魅力を書いてみたいと思います

世界的には、フランス発祥の焼菓子が多く流通しているようです。日本に伝わったのは室町時代で、カステラやボーロなどが最初のようです。

焼菓子には、さまざまな種類があり、また一つひとつに「由来」や「歴史」があります。

私たちがよく知る「マドレーヌ」の名前の由来は、ポーランドの王様に仕えたメイドの名前であるとか。

「フィナンシェ」は、フランス語で「金持ち」「財政家」「金融家」などの意味があるので、その形状は「金の延べ板」のような形です。ちなみに、ここ「カフェねこのしっぽ」のフィナンシェは「肉球」の形をしていますが・・・。

ビスケットは、ラテン語とフランス語が語源となっていて「2度焼かれたパン」の意味があり、最初は固いパンのようなもので保存食として作られていたそうです。軽くて保存が利くため、長い航海で重宝されていたそうです。

「シュークリーム」は、日本だけの“呼び名”だとご存じですか?フランス語では「シュー・ア・ラ・クレーム」と呼ばれています。もともとは、生地を作る際の失敗作から出来た焼菓子のようです。「シュー」はフランス語で、「キャベツ」を意味します。失敗昨の形がボコボコしていて、キャベツに似ていたが由来だそうです。

まだまだ種類はいっぱいあります。

クッキー系では、「クッキー」「サブレ」「クラッカー」「ビスコッティ」「フロランタン」「チュイール」「スノーボール」

ケーキ系では、「パウンドケーキ」「スポンジケーキ」「シフォンケーキ」「ロールケーキ」「ビスキュイ」「タルト」「パイ」「ミルフィーユ」「ブラウニー」「ガトーショコラ」等など、まだまだあります。

これらの材料は「小麦粉」「砂糖」「油脂」を主体に卵などです。同じような材料を使っているのに種類がこんなにもあるのです。材料の「分量」や「配合」「製法」などを少しずつ変えて作られています。

「焼菓子」それは、とても奥が深く、魅力的なお菓子なのです。

 

                  Yoshiko & Megumi

 

「おいしい」と「楽しい」が広がるカフェ Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ

住所:〒142-0064  東京都品川区旗の台6丁目24-12

TEL:03-6426-4919

E-mail:info@bsc-nekonoshippo.com

営業時間:11:00~19:00

定休日:毎週日曜日・第2月曜日

    ※なお、第4月曜日は15:00までの営業とさせていただきます。

*中原街道沿い、荏原消防署旗の台出張所隣りです。

 お車でお越しの際は、近くのコインパーキングをご利用ください。