旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~焼菓子についてパート5~

2018/04/19
マフィンとカップケーキ

旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~焼菓子についてパート5~

 

 皆さま、こんにちは。

一昨日、昨日と肌寒かったですね!今日は少し暖かくなり「ホッと」しました。が、こんなに気温が変わると、身体がたまりませんね。

またまた、今日は、焼き菓子について書こうと思います。

「マフィン」と「カップケーキ」の違いってご存じですか?

まず、かたちですが、「型」そのものは同じものを使って焼いていることが多いので、とても似ています。

強いてあげるなら、「マフィン」は、焼く前に生地の中に、チョコチップ、果物やナッツ類等のトッピングを入れて焼き上げます。(時々、スクランブルやオーツ、あるいはグレイズがかかっているものもあります。)

「カップケーキ」は、生地を焼いた後で、生クリームでデコレーションしたり、アイシングをして仕上げます。

ですので、お味は「マフィン」に比べて「カップケーキ」の方が甘くなると思います。

基本となる材料は、「薄力粉」「油脂」「砂糖」「卵」を使います。

ただし、油脂の種類が「マフィン」と「カップケーキ」では、異なる傾向にあります。

「カップケーキ」は、バターを使うことが多いのに対し、「マフィン」は、バターではなく、サラダ油などのオイルを使うことがちょくちょくあります。

また、「カップケーキ」の生地には、「マフィン」に比べて、油脂・砂糖・卵、の3つの割合を大きくして入れます。なので「マフィン」は、どちらかというと、生地が詰まって、どっしりとした食感となり、「カップケーキ」は、その逆で、ふわっとした食感に仕上がることが多くなります。基本的に「カップケーキ」は、ケーキの一種ですが、「マフィン」は、パンの一種に分類されています。そうなると、納得できます。

ただし、最近では「マフィン」にも普通にバターを入れて作ることも多いですし、「カップケーキ」だけど、マフィンの生地と卵や砂糖を使う量が変わらない。というレシピもザラにありますので、生地に使用する材料の違いについては、参考程度に留めておいた方が良さそうです。

最後に「マフィン」と「カップケーキ」それぞれの名前の由来について書きます。

「カップケーキ」は、カップ(Cup)+ ケーキ(Cake)の組み合わせになっています。

「マフィン」は、16~18世紀頃のヨーロッパで、主に使用されていた、毛皮製の円筒状の防寒具「マフ」が名前の由来になっているそうです。

もともとは、「マフ」に両手を差し込んで、手を温めていたのが、代わりに「パン」を両手で持って、暖をとるようになり、そのパンが「マフィン」と名前になり、そのまま食べられるようになったようです。

ここ、Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ では、「マフィン」を主に販売しています。

是非一度、ご賞味ください。

 

                 Yoshiko & Megumi

 

「おいしい」と「楽しい」が広がるカフェ Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ

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