旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~焼菓子についてパート5~
皆さま、こんにちは。
一昨日、昨日と肌寒かったですね!今日は少し暖かくなり「ホッと」しました。が、こんなに気温が変わると、身体がたまりませんね。
またまた、今日は、焼き菓子について書こうと思います。
「マフィン」と「カップケーキ」の違いってご存じですか?
まず、かたちですが、「型」そのものは同じものを使って焼いていることが多いので、とても似ています。
強いてあげるなら、「マフィン」は、焼く前に生地の中に、チョコチップ、果物やナッツ類等のトッピングを入れて焼き上げます。(時々、スクランブルやオーツ、あるいはグレイズがかかっているものもあります。)
「カップケーキ」は、生地を焼いた後で、生クリームでデコレーションしたり、アイシングをして仕上げます。
ですので、お味は「マフィン」に比べて「カップケーキ」の方が甘くなると思います。
基本となる材料は、「薄力粉」「油脂」「砂糖」「卵」を使います。
ただし、油脂の種類が「マフィン」と「カップケーキ」では、異なる傾向にあります。
「カップケーキ」は、バターを使うことが多いのに対し、「マフィン」は、バターではなく、サラダ油などのオイルを使うことがちょくちょくあります。
また、「カップケーキ」の生地には、「マフィン」に比べて、油脂・砂糖・卵、の3つの割合を大きくして入れます。なので「マフィン」は、どちらかというと、生地が詰まって、どっしりとした食感となり、「カップケーキ」は、その逆で、ふわっとした食感に仕上がることが多くなります。基本的に「カップケーキ」は、ケーキの一種ですが、「マフィン」は、パンの一種に分類されています。そうなると、納得できます。
ただし、最近では「マフィン」にも普通にバターを入れて作ることも多いですし、「カップケーキ」だけど、マフィンの生地と卵や砂糖を使う量が変わらない。というレシピもザラにありますので、生地に使用する材料の違いについては、参考程度に留めておいた方が良さそうです。
最後に「マフィン」と「カップケーキ」それぞれの名前の由来について書きます。
「カップケーキ」は、カップ(Cup)+ ケーキ(Cake)の組み合わせになっています。
「マフィン」は、16~18世紀頃のヨーロッパで、主に使用されていた、毛皮製の円筒状の防寒具「マフ」が名前の由来になっているそうです。
もともとは、「マフ」に両手を差し込んで、手を温めていたのが、代わりに「パン」を両手で持って、暖をとるようになり、そのパンが「マフィン」と名前になり、そのまま食べられるようになったようです。
ここ、Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ では、「マフィン」を主に販売しています。
是非一度、ご賞味ください。
Yoshiko & Megumi
「おいしい」と「楽しい」が広がるカフェ Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ
住所:〒142-0064 東京都品川区旗の台6丁目24-12
TEL:03-6426-4919
E-mail:info@bsc-nekonoshippo.com
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週日曜日・第2月曜日
※なお、第4月曜日は15:00までの営業とさせていただきます。
*中原街道沿い、荏原消防署旗の台出張所隣りです。
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