旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~お菓子の種類~

2018/04/30
フロランタン

旗の台のカフェ「ねこのしっぽ」 ~お菓子の種類~

 

 皆さま、こんにちは。

5日ぶりのブログです。今回は「お菓子の種類」について書いてみようと思います。

まずは、「クッキー系」から考えてみましょう。

「クッキー」は、アメリカから伝わってきた焼き菓子の名前で、アメリカでは、サクッとした食感のお菓子の総称です。日本では、糖分と脂肪分が全体の40%以上のもの、と公正競争規約(全国ビスケット協会)で定められています。

これに対し、「ビスケット」は、イギリスから伝わってきた焼き菓子の名前で、イギリスでは小麦粉で作られたお菓子の総称です。

そして「サブレ」。これは、フランスから伝わってきた焼き菓子の名前。小麦粉に対してバターやショートニングがより多く使用されているため、クッキーやビスケットよりもさっくりとした食感の焼き菓子です。(この3つは以前のブログでも書かせていただきました)

 

今日はこの3つに加えてもう少しご紹介いたしますね。

まず、「ビスコッティ」。これは、イタリア語で「2度焼いた」という意味で、イタリアの固焼きビスケットのことです。また、塩味の強いビスケットの総称として、甘みの強いビスケットであるクッキーに対するものとして使われる「クラッカー」があります。

そして、「フロランタン」。フロランタンは、クッキー生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類(多くはアーモンドスライス)をのせて焼き上げて作るクッキーで、「フェレンツェの菓子」という意味があります。

「チュイール」は、フランス語で「瓦(かわら)」のことです。材料をオーブンで薄く焼き上げたら、間髪入れずに、めん棒に乗せてカーブをつけます。(焼き上がりは柔らかいので、カタチ付けられます)

「クロッカン」は、フランスの南の地方で作られるお菓子で、チュイールのような薄い焼き菓子です。クロッカンとは「カリカリした」という意味だそうです。ナッツ好きにはたまらないお菓子です。

「スノーボール」は、普通のクッキーと違い、クッキーはバター・砂糖・小麦粉・卵で作るのですが、スノーボールは、バター・砂糖・小麦粉・アーモンドプードルで作られます。普通のクッキーは、ボリボリした食感ですが、スノーボールは、サクサクしています。粉砂糖のさらっと溶ける食感と素晴らしく合うので粉砂糖仕上げをしていることが多いです。「ホロっ」とした食感が魅力です。

フランス語で「猫の舌」という意味のある「ラングドシャ」は、細長い独特の形をしたクッキーまたはビスケットです。そして「シガレットクッキー」は、ラングドシャをくるくると巻いて焼き上げたお菓子です。

「ボーロ」は、南蛮菓子の種類です。ボーロとは、ポルトガル語で「ケーキ」の意味で、小麦粉(そば粉や片栗粉を使ったものもある)に卵、砂糖などを加えてこねて、成型してから焼き上げたものです。

最後に、「ポルボローネ」ですが、これはラードをベースにした、ほろっと、もろい口当たりのスペインのお菓子です。

 

いかがでしたか? クッキー系のお菓子だけでも結構あるものですね。次回は、ケーキ系のお菓子を書いてみたいと思います。では、また。

 

                 Yoshiko & Megumi

 

「おいしい」と「楽しい」が広がるカフェ Baked Sweets Cafe ねこのしっぽ

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